2014年03月28日

【現場の実態!】慢性的な看護師不足…解消の決め手とは!

 

 

看護師不足なんて今になって始まったことではなく、
私が看護師になろうと決意した中学生時代から騒がれている。
だから、私が知っているだけでも20数年…。

年々看護師不足が深刻になり、一体だれが改善するために動いているのか??
世の中が見えないですね…。

看護師不足の解消のために
外国人看護師の導入や看護学校の奨学金の優遇など
全くやっていないとは言いませんが、
私から見れば全く的外れと感じるのです。

 

看護師になる人は充分な位毎年生まれているのに、
なぜ看護師不足が解消されないのか??

それは、「働いてからの問題」ということに
果たして気が付いているのでしょうか??

もちろんこんな初歩的な事気が付いてるはずです。
何よりも看護師が長続きしなく、転職率が異常に高いのは、
労働環境なんですよ!!

結婚や妊娠・出産・育児に対しての女性労働者へ対策は
民間企業の方がもっと環境を整えているではないですか 🙁
(何故に病院はそれが出来ない??お・お金かぁ…)

 

最近は、病院内に託児所を設置するケースも増えてはいますが、
まだまだ少なく解決にはなっていない。

まぁ特に病院では当直や夜勤が含まれますので、
子供がいると難しいというのが現実的な問題です。

大抵、夜勤が出来る看護師は同居家族がいたり、
旦那様の協力が得られている人がほとんど。
最近は単身世帯が多いし…。

その対策として、保育所を設置!してはいるが
保育所に入れるのは小学校に上がるまで、
小学校に入れば、夜間見てくれる人がいない看護師は
働きたくても働けないジレンマに陥ります。

 

看護師の仕事は、
キツイ・精神的負担が重い・待遇が良くない等
まだまだネガティブなイメージが付きまとう…。

これを全て改善するのは難しいというか無理!!ですが
せめて、子育て世代の看護師の復職を促すような労働環境を整えるべき。

 

経験の少ない新人看護師同士が夜勤を平気でやっているような病院
(あるよ…意外と…)では質の高い看護は出来ないのではないでしょうか?

何かあったら本当に対処できるのかも疑問。
新人看護師の身になってみたら、不安で堪らないはず!
(そして精神的ストレスを抱え⇒離職⇒悪循環)

だからこそ、子育てに奮闘している中堅・ベテラン看護師だった人達の復職が
今こそ望まれるのではないでしょうか。