2012年03月23日

看護師と扶養の壁


看護師転職復職を考える時、必ずぶつかるのがこの扶養の壁です。
扶養に入らず常勤で正職員として働くなら何も問題はありません。
しかし、パートアルバイト派遣で働くとなったら夫の扶養範囲で働くか否かで迷うことになるのではないでしょうか。
扶養範囲内でいざ働く時、年収の調整が面倒だと感じませんか??

何せ看護師は時給が高め!!あまり働き過ぎてしまうと扶養範囲から外れるためである。
それは年収により税金保険年金が絡んでくるためですよね。

私の場合、夫の扶養にならず自分で国民保険に加入して働いていたことがある。
しかし、実際計算してみると結果的に扶養範囲内で働くよりも収入が少なかったなんてことがあった。
だから私はその後、夫の扶養範囲内で働く方法に切り替えた。

この扶養範囲内の目安と言うのが年額130万円(103万円・配偶者控除を受ける場合)
この金額を超えなければセーフとなり、要するに夫の負担で保険の加入が可能となるわけだが…。
看護師の時給大体1500円位 週に3回・9時~18時まで実働8時間月収144,000円となりアウト!!
ですから午前だけの仕事にするとかの工夫が必要となってしまうのです。

しかし、中には頼んでもいないのに賞与をくれるところもある!!
私はこの賞与のせいで扶養範囲内まであと2千円…なんてこともありかなり冷や汗を掻いたものだ。
だから働く医療機関によっても考慮しておかなくてはいけない。
しかし週3回で月収144,000円貰えるのならいっそのこと個人加入しても割に合うのかもしれない…。
子供がいる場合保育料との兼ね合いもあるし結局のところ判断は難しい所だ。

一番確かなことは働く際に事業者に対し「扶養範囲内で!!」と伝えておくことが大事!!
しかし、全部勤務先に任せて後々になって「そうだったの??」なんて事態にならないように自分で独自に計算しておくことも当然必要となる。