2018年01月24日

オペ室で働く看護師のメリットとデメリットとは

オペ室の看護師。(看護師の間ではオペ看と呼ぶ)

病棟でも外来でもない特殊な勤務。

救急・ICUの看護師と、オペ室の看護師は
私にとっては別格で
他の看護師業務と比較できないと思っています。

オペ看には機械出しと外回りとで働き方が違って
その日その日で、その仕事内容が異なります。

手術する医師に、手術の順序に合うように機械をだして医師に渡す。
これが機械出し。
機械出しは手術の手順などを頭に入れて
必要な機器を準備してすぐに医師が使えるようにします。

手術の段取りすべて把握しておく必要があります。
また機器の渡し方やタイミングなど各々の医師に合った方法で
機械を出していきます。

 

また

外回りと呼ばれる看護師は
急に必要になった機器を機材室からとってきたり
ガーゼを出したり、カウントしたり

出血量確認などの状態観察したり
各部署で電話などの仕事を行います。
そんなオペ看のメリット・デメリット!!

オペ看のメリット
・外科系のいろんな領域に詳しくなる。解剖学が得意になる。
・緊急以外は予定の手術なので終わる時間がある程度予想がつく。
 (子育て世代には案外良いのかもしれません)
・緊急対応などもだいたいシフトが決まっているため残業が少ない
・患者とのかかわりが少ない。
 (手術前の訪問以外ほぼ患者と話すことがなく
話す相手は医師と看護師)
 (患者との対話が苦手な人には良いかも)
・特殊業務なため病棟や外来の看護師からはスゴイって思われる
・ほぼ日勤のみ

 

オペ看のデメリット
・病棟勤務や外来勤務などは全く分からないため転職の時応用がきかない
 (転職する時にまた新人として新しく指導を受けるか…オペ室のみの募集に絞るかなど転職の時に悩む所)
・長時間立位など体力勝負
 (手術によっては数十時間という事も)
・一人前になるのに時間がかかる
 (領域だけでも相当多い中、さらにオペ式も多い)
 (すべてができるようになるのは数年かかる)
・オンコールがある
 

特殊な領域ですが
オンコールなしでの採用など病院側がOKならば
残業もすくない日勤時間帯のみの仕事なので
子育て世代にいいかもしれないですね :mrgreen:  :mrgreen:

 

転職の紹介する